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44件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2013-05-23 第183回国会 衆議院 憲法審査会 第10号

なお、先生方には旧聞に属する事柄かもしれませんが、二〇〇四年の、当初のEU憲法条約草案の前文におきまして、神に言及するかどうかが大変な議論になったことなどにも照らして考えますと、諸外国におきましては、神に言及するかどうかは、憲法制定やその改正の際の大きな論点になり得るのだということを改めて痛感いたすところでございます。  

橘幸信

2013-05-16 第183回国会 衆議院 憲法審査会 第9号

憲法条約、国内法の位置づけを明確にした方がよいと考えますが、この点について衆議院法制局の見解を求めたいと思います。  そしてもう一点、九十八条の最高法規性について申し上げます。  憲法が国の最高法規であることは論をまちません。また、第九十四条において、地方公共団体は、法律の範囲内で条例を制定することができるとされております。

高鳥修一

2011-11-17 第179回国会 衆議院 憲法審査会 第2号

二〇〇五年の四月に最終報告書を提出しました後に、次の国会衆議院憲法調査特別委員会を設けられるまで、しばらく時間がございましたが、その間、次のテーマとなる国民投票制度調査に着手すべく、私は、衆議院からの派遣という公的調査でなく、私の個人的な調査でありましたが、当時話題となっておりましたEU憲法条約に係るヨーロッパ各国国民投票の実態を視察に参りました。  

中山太郎

2007-05-11 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第12号

例えば、二〇〇五年春のフランスにおけるEUいわゆる憲法条約否決がありました。フランスは、御存じのように小選挙区二回投票制を取っております。その結果、第二回投票左派右派のそれぞれの支持層のうちの左派の言わば極左と言われる層の候補者は落ちます。右派の極右と言われる候補者も落ちてしまうわけです。議会構成としては、EU憲法条約にもう与野党を超えて賛成という議席配置が出ているわけです。

三輪隆

2007-05-10 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第11号

それからもう一つ憲法改正憲法そのものについていえば、EU憲法条約案についてフランスオランダがやった国民投票ありまして、そういうものの功罪がちゃんと国民の方に伝われば、この手続をどうすれば一番いいのかということについてのもうちょっと確かな評価が出ると思いますけれども、これがこの国会からは一向に発信されないといいますか、だから、国民投票というのは自分たちのリアリティーをほとんど持っていない、むしろその

五十嵐敬喜

2007-03-29 第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号

いずれは、例えばEU憲法条約の中でも考え方が盛り込まれているように、その域内ではお互いに武力行使をするような事態というのは想定しないでも済むような、そういう状況というのを北東アジア地域でもつくり上げていくという方向性を考えたときには、今回の米軍再編、その中における在日米軍と自衛隊のあり方というものについては、私は方向性がちょっと逆の方向に向いているのではないかというふうに思って、心配はしております

平岡秀夫

2006-10-19 第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号

昨年のフランスなどのEU憲法条約国民投票などの結果も踏まえるならば、これは私どもがそれぞれにかなり強く意識をして今後の議論を進めていかなければならない。国会の中で議論が煮詰まり、国会の中で双方の理解が深まっていたとしても、それが本当に国民的なものとなっているのかどうかということの検証を常に進めながら我々は議論を進めていかなければならないだろうと思っています。  

枝野幸男

2006-10-19 第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号

この現象は、昨年のフランスオランダにおけるEU憲法条約否決と同じような現象であったというふうに思っております。国民投票議会制民主主義とは違う論理で左右をされるということ、予想しにくい代物であるということをサイデンファーデン氏は指摘されました。  具体的には、議会での合意形成成功国民投票での成功は矛盾した関係にあるという興味深い言葉を我々に与えております。

船田元

2006-06-01 第164回国会 衆議院 本会議 第33号

最後に、昨年、中山太郎委員長と御一緒に、自由民主党から派遣されて、EU憲法条約に係るフランス国民投票視察に行ってまいりましたが、政府はもとより、国会における圧倒的な多数で国民投票に付した案件が、その国会が代表しているはずの国民投票において否決されるという、国民投票という直接の国民主権行使の持つ力のすごさを目の当たりにしてまいりました。  

保岡興治

2006-02-23 第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号

以下、その概要について御報告をいたしますと、まず、憲法及び法務委員会ドゥルゴネツ委員長らとの懇談では、欧州憲法条約国民投票に付さずに国会の議決だけで批准したことについて憲法裁判所に異議が申し立てられたことが話題となりましたが、興味深かったのは、スロバキアでは、憲法改正それ自体については国民投票が要件とされていないばかりでなく、逆に基本的権利及び自由は国民投票の対象とすることはできないということが

中山太郎

2006-02-23 第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号

二年前に行われたEU憲法条約批准が有名ですけれども、これが否決されたということが非常に大きな衝撃であったというような印象を受けました。  次に、憲法改正のための国民投票についてです。  現行憲法制定されてから、オーストリア、スロバキア、スペインでは一回も行われていません。フランスでは三回行われ、二回が可決、一回は否決されております。  

辻元清美

2006-02-22 第164回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号

そういう気持ちというのが、かの欧州憲法条約というものの批准を拒否するというような行動に出てくるわけでありまして、どっちかといえば、そこが一番本質的にヨーロッパ的なところかもしれません。  この一番保守的なヨーロッパ的なところからどんどんどんどん遠ざかっていくがゆえに、このEUというもの、統合欧州というものは非常に困難な状況に当面しているということだと思うんですね。

浜矩子

2006-02-22 第164回国会 参議院 憲法調査会 第1号

投票方法でありますけれどもフランスではEU憲法条約について十五の条約を四百四十八か条の条約にまとめ、これを一括して国民に問う方式を取りました。先ほど吉川委員が言ったところでありますが、果たして国民に正しい情報が伝わったのか、国民は十分に内容を理解できたのか、正しい情報に基づき国民の正確な意思表示が行われたのか、たくさんの課題や問題点が指摘されております。

近藤正道

2006-02-22 第164回国会 参議院 憲法調査会 第1号

三番目に、EU憲法条約についてでございますけれども、私、フランス否決されたときにヨーロッパにいたわけでございますけれども、デンマークにしましてもフランスにしましても、EUが将来拡大をしていって、そのときに、国とこの拡大されていったあるいは統合されていったEUとの関係につきまして国民が不安に思っている、この先どういうふうになっていくんだろうかというその不安が、私、否決に導いただろうと思いますし、そのことについて

福島啓史郎

2006-02-22 第164回国会 参議院 憲法調査会 第1号

本班の調査目的は、スイス連邦及びフランス共和国憲法事情、特に国民投票制度に関する実情調査をし、併せて、政治経済事情等視察すること、並びに欧州連合の動向及び欧州憲法条約批准状況等実情調査することであります。本憲法調査会国民投票制度に関する調査に資する観点から、御報告させていただきます。  

関谷勝嗣

2006-02-08 第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号

EUは、統合拡大、深化、すなわち深まりを遂げる一方、欧州憲法条約批准延期中期財政予算をめぐる大国間同士の確執、拡大への疑問などの問題も惹起されておりますが、ベルギーの欧州担当国務大臣は、各国国民に対してEUのアプローチを理解してもらう努力を重ね、EUは何を目指していくべきか、欧州とは何かを議論していきたい、また、EU域内経済強化をしていく上で拡大が良い結果を生んでおり、経済発展は小国だけが

西田吉宏

2005-10-26 第163回国会 参議院 憲法調査会 第4号

EU憲法条約をめぐる国民投票というのが、我々の中でといいますか、大変注目をされているというその理由一つは、恐らく国民代表あるいは首脳、あるいは政党ですね、これらがおおむね一致をした方向を求めたにもかかわらず、実際に投票やったら主権者は全く別の判断なりあるいは投票行動をしたと。そこにはつまり、別の力学やダイナミズムが働いているんではないだろうかというような問題意識なのかと思うんですね。  

仁比聡平

2005-10-19 第163回国会 参議院 憲法調査会 第3号

福山哲郎君 続いて、フランスのことについてちょっと只野参考人にお伺いしたいんですが、先ほど御説明をいただいた、EU憲法条約批准に対して否決をされたと。これは先ほど若干御説明いただきましたが、大統領発議なんですね。別に、かけてもかけなくてもどちらでもよかったわけですよね。十一条でいうと、大統領国民投票発議をするという話になると、若干私なんかが懸念するのは、濫用はないのかと。  

福山哲郎

2005-10-19 第163回国会 参議院 憲法調査会 第3号

例えば、まず直接民主主義の方から考えてみますと、先ほどフランスの例をちょっと申し上げましたけれども、恐らく議会だけで審議をしていれば憲法条約通っていたんだろうというふうに思うんですね。国民投票否決されたということですから、やはり議会民意とそれから実際の民意との開きというものが常に存在している。

只野雅人

2005-10-06 第163回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号

ところで、今年前半、ヨーロッパの幾つかの国において欧州憲法条約批准をめぐる国民投票が相次いで実施されましたが、私は、フランス及びオランダ国民投票について自民党の保岡理事と、またルクセンブルクの国民投票については民主党議員でいらっしゃった山花郁夫先生と、それぞれ実地に視察する機会を得ましたので、ここでその感想を付言し、あわせて委員各位の御参考に供したいと存じます。  

中山太郎

2005-06-29 第162回国会 衆議院 外務委員会 第10号

地域共同体の先駆けでございますEUで、最近、憲法条約批准をめぐって混乱が起きておりますが、それはともかく、EUは、政治、文化あるいは宗教といった面で共通の基盤がある程度あるわけでございます。しかし、そのEUでも、最初は石炭、鉄鋼という個別分野での協力からスタートしたわけでございます。  

三ッ矢憲生

2005-04-26 第162回国会 衆議院 本会議 第22号

また、昨年の海外調査の際、欧州法律家が、欧州憲法条約制定理由一つが、市民にもっと密接に向かい合うことにあるとしておられたことは印象的でありました。憲法調査会は、この五年三カ月の間、常に、憲法国民のものであり、憲法論議に与党も野党もない、常に全国民的立場から論議しなければならないとの理念のもとに運営されてまいりましたが、これに通じるものがあったと認識しております。  

中山太郎